めまいが導いてくれた健康への道(HYさん)

 

「めまいが導いてくれた健康への道」

お教室に出会うまでの道のり

私は2008年からビーガン、時々ベジタリアン生活を始めたのですが(動物と地球に優しい生き方をしたくて)単に「肉、魚、卵、牛乳」は食べないだけで、後は食べたいものを食べる食生活、バラバラな生活リズムで毎日を過ごしていたため、とある朝起きるとぐるぐる目が回る回転性めまい症になってしまいました。

初めてのめまい症は、マッサージや針ですぐなおりましたが、2013年に再発、この時のめまいの苦しみは今でも忘れられず「普通の生活」に戻るのに23ヶ月もかかりました。このめまいをキッカケに大反省し、食事や生活態度を学ぶようになりました。

いろんな健康法を学ぶ中でマクロビオティック(玄米菜食)に出会い、マクロビに関する講座やセミナー、本、対面健康相談なども受け、一時は普通の生活ができ調子がよかったのすが、2018年の夏に軽度の熱中症になり、2019年の春にまた軽度のめまいを再発してしまいました。今思い返すと、食と生活リズム、心の状態が乱れていたのだと思いました。

 

自然療法教室(玄米菜食)の健康相談を受ける

軽度の熱中症になってから、だんだん食べ物が食べられなくなり、このままの生活、食事ではだめだと思い、電話でその教室の健康相談を受ける事にしました。

 

[この時の食事内容]

[] 9時頃、玄米、味噌汁(時々おじや)

食べれない時は梅生番茶

 

[] 玄米ご飯 茶碗小盛り(おかずたべ)

味噌汁(にら、かぼちゃ、たまねぎ、にんにく、ねぎなど)

青菜(小松菜、白ごま、みりん少々、醤油で味付け)

簡単にできる漬物(にんじん、大根など)

きんぴら(こぼうとにんじん)

動物性たんぱく質毎日

(卵、さけ、たら、さばなど一切れくらい)

天然酵母パン

 

[間食]マクロビのクッキー

マクロビタルトをてんさい糖で手作り

ゴマ煎餅市販のもの(甘い)

豆乳、果物(りんご、みかん)

 

[]玄米ご飯小盛り、味噌汁少し、漬物など、動物性タンパク質、大根やにんじん、たまねぎなど生野菜サラダ(昼とほぼ同じ)

 

恭子式マクロビオティックに出合う

玄米菜食を続けいても不調(貧血気味/ふらつき/不眠/耳鳴りなど)がなくならないもんもんとした日々を過ごす中で、たまたまネットで「食べたものの結果がすぐ体に出る」と検索をかけると「たんぽぽ便り」に行き着きました。自分と同じ症状の人が食事や考え方を変えて元気になられた事を知り、すごく励まされたました。私もこの教室に通いたい!!と思い、即岡田先生の本三冊(「岡田恭子のハッピーマクロビオティック教室」日東書院 等)を取り寄せ、基礎科前期に申し込みました。

 

お教室に通いはじめて

〈初めの2週間は半断食〉

[] ・梅生番茶のみ

[]玄米ごはん、けんちん汁

[]玄米ごはん、けんちん汁

 

〈半断食後のある日の食事〉

[] ・梅生番茶のみ

・ミネラル剤、もしくは市販の鉄材

11:00の昼ご飯までにお腹がすいてしまう時は玄米クリーム、おめでとう、黄金がゆなど。(↑ない時にどうしてもお腹が減ってしまう時は分つき米をよく噛んで食べていた)

 

[] ・三分づきご飯(黒豆、小豆入り)

・白ごま、塩、時雨味噌、

・根菜の煮物(ごぼう、にんじん、ひじき、油揚げ)

・コーン(ゆでたもの)

・味噌汁(わかめ、かぼちゃ、椎茸、昆布)

 

[間食]・お腹が減ったらお米を食べる。

・干し芋・さつまいも

??砂糖やめる ??果物やめる

 

[]・3分づきご飯(同じ)白ごま、

・納豆・小松菜ごま和え・ミネラル材

 

今までのマクロビオティックから、恭子式マクロビオティックにして変わった事

過去のマクロビ知識→●

恭子式マクロビオティック→◯

 

[食べ方の変化]

100回かむ(なかなか上手くできなかった)

◯→1口2回を1カウント、50回で噛む(できるようになってきた)

 

根菜、青菜、タンパク質、玄米など一回の食事で必ずとらなきゃいけないと思っていた

◯→具合が悪い時は食べない、梅生番茶を飲む

 

果物、黒砂糖を使った手作りお菓子は「少しならOK」とはいえ食べて不調になっていた

◯→砂糖はとらない(肉より砂糖の害の方が大きい)お教室が始まり数ヶ月たって、試しにほんの一口クッキーを食べたら、気持ち悪さと吐き気がしてもう食べれないと思った

 

魚やお肉、卵を食べてもよいと恭子先生に言われ(この方は長年ビーガンだったため)、毎度の食事に少量食べるように変えた

◯→調子の悪い時や症状を治したい時は、基本植物性タンパク質を取る(一年目は厳しい玄米菜食で排毒する必要がある)

 

玄米を食べ続ける事=健康

◯→玄米を食べ続ける事の注意点、玄米は排毒作用が強い。玄米菜食で排毒を一年しっかりしたら二年目からは昭和30年代の庶民の食事に徐々に変えていく

 

朝9時に朝食をとる(1日三度の食事)

◯→朝は食べない、梅生番茶を飲む、お腹が減る場合は玄米クリーム、おめでとうなどなら食べてもよい

 

玄米は茶碗少なくもり一杯まで(米を少なくしておかず食べになってた)

◯→おかずよりお米を多く食べる、主食は全体の6割にする、健康な人でも5割は主食。

 

排泄に関する具体的アドバイスなし

◯→大きな便り(大便)、小さな便り(尿)は健康のバロメーター、バナナ状がよい便り、色や量を見て食事ノートに毎日の様子記録していく。

 

天然酵母パンは食べてもいい(調子が優れない時に食べたら気持ち悪くなった)

◯→パンは食べない(陰性がとても強いため)

 

規則正しい食生活リズムがわからなかった

夜は22時には寝る、21時以降は基本食べない、炭水化物も21時過ぎたら食べない

 

[心と体の変化]

体調が乱れても闇雲に不安になる事はなく、基本の食事(玄米とけんちん汁)に戻る事、またハッピーに書かれているレシピを参考にして体を調整しようと思えるようになった

朝早く(6時)起きれるようになった

とにかく動く歩く、大股で早歩き、スクワット、複式呼吸のアドバイスを頂く。毎日続ける事で、眠れるようになり、足腰もしっかりしてきた

食は命。ほんのちょっとの食事のさじ加減で体調が大きく変わっていく、実際に基礎科前期が終わる頃くらいから食べた物、食べた量の結果が体に出ている事に気づき始めた

生理痛が軽くなる、整理周期が安定してきた

朝起きると排便するようになれた、臭いで食べ方を意識するようになれた

日々の食事記録を取る事で、不調が起きた時に原因を自分で振り返えれるようになった

足るを知り、今日に満足。明日生きているかどうかはわからない。そう教えて頂き

今日を大切に生きる気持ちが芽生えた

食べ物だけでは病気はよくならない。気()、血(食べ物)、動(動く)、三つが揃う事で健康になっていく。食事ばかりに目をとられていたなと反省

天与の分限、個人個人一生のうちに食べられる食の分量は決まっている事を知り、私は私の体に合わせて生きていくしかない、自分の繊細さを認めるきっかけになった

すべては健康があってこそ、それ以外に大切なものはない。本当にその通りだと痛感

 

基礎科前期を終えて

12回の講座を終えて今感じるのは「何をわかっていなかったかがわかってきた」という事です。

先生の「素直に実行する」という意味は=「疑いながらやり続けてみる事」。その疑いながらとは何を疑うのだろう?と思っていたのですが、実際に二週間の半断食、砂糖を取らない、朝は食べない、などなど教室で習った生活をしてみると、その通りにできない事もあり、できた事もあり、全ては経験してみなければわからなかった事が沢山ありました。

一つの気づきを得るのも、毎日の中で繰り返し繰り返し行う小さな出来事の積み重ねからやっと生まれるもので、一気に悟れるものじゃない。時間をかけて経験を積んでも、時に失敗(不調)をして、そういう中で自分の体と心を少しずつ知っていくのだなと思いました


恭子注:
その通りです。
素晴らしく学んでくださいましたね。

まだまだスタート地点にやっと立てたかもくらいですが、お教室で出会えた恭子先生、先輩方、同期の皆さんにお会いでき、同じ時間を共有させて頂き、笑いあり涙あり沢山心を動かせて頂けた事は私にとって幸せです。

これからも自分の体と心の主治医=自立を目指して試行錯誤しながら成長していけたらよいなと思っています。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 


 恭子から一言
 いろいろ、健康に良いという食事を経験してきていてそれでいて、貧血など不調があり、
何が自分の身体と心にあっているかを、地に足を付けて学んでくださいましたね。
うれしいです。